2004年の日記

レトルトカレーをごはんにかけて食べたのだが、米を炊きすぎたため一部が白いまま残ってしまった。

しょうがないのでふりかけをかけて食べることにしたのだが、皿に盛ってたし箸を取りに行くのがめんどいのでスプーンで食べた。ふりかけご飯を。

幼児か。スプーンでふりかけご飯。赤ちゃんプレイとか好きな人はやってみるといいと思ったけど、そういう人はもうやってるか。なかなかに屈辱的だ。

さじ部分が親指側に来るように五本の指でスプーンを握りしめると幼児度アップ。

電車で隣に座った女子高生が眠って、こちらによりかかり始めた。小さなハッピーのようだが、考えてみれば自分が高校生のときにそういうことは全然なかった。あまり電車に乗らなかったというのもあるけど、隣に女子高生が座ったことすらあまりなかったはずだ。

女子高生の側からすれば、男子高校生であった僕というのは恋愛対象になり得る年齢であったわけで、意識的に隣に座らなかったり、座っても寝るときによりかからないように気をつけていたのかもしれない。僕に変な勘違いをされたくなかったのだろう。

それが今では平気で隣にも座るし寝る。もはやどうでもいい存在となってしまったようだ。年齢的に、というか見た目の年齢的に。順調に老けていく自分。

嫌がられているよりはどうでもいいほうがまし、と思うかどうかという問題もあるが、結局好かれてないのなら同じ事だ。負けてしまったら一回戦負けでも準優勝も同じである。何だこの結論。

クラスの人とキムタクのまねをやっていた。「ちょ待てよっ!」て言うだけだけど。

それにしてもどっちも全然似ない。どちらも自分ではそっくりに言ってるつもりなのに全然違う。

同じようなタイプ(本人が思っているほど似てない)のモノマネに、「こんばんは、森進一です」とか、高嶋政伸の「姉さん!」「申し訳ございません」などがあるが、キムタクはそのグループに入るのか。

メディアの中では完璧なかっこよさを誇るキムタクであるが、こうしてこのグループに入れてしまえば精神的安息が得られる。

キムタク、見直したよ。

昔の人類が使っていた土器が見つかったり、木の棒から火を起こしたりする方法が見つかっているのに、着用していた葉っぱが何の葉だったかを知っている人は少ないんじゃないか。という僕も知らないわけだが。

もしかしてまだ解明されてないのかもしれない。というか葉っぱだけで局部を隠すのって無理があるな。実際は誰も葉っぱなんて使ってなかったんじゃないのか。

それならそれで、「葉っぱは使ってなかった」とはっきり教科書にでも書くべきじゃないのか。

たぶんあの葉っぱの描写が出てきたのは漫画とかが最初だろうから、今の政治家のような年齢の人にはなじみのない概念かもしれない。

しかしあと10年か20年後、「葉っぱ世代」が政治家になることで、教科書にこの一文が追加されることになるだろう。

そしてその年以降の小学生は葉っぱが下着に使われていなかった事を知ってから大人になるのだ。

つまり葉っぱ世代の終わりである。歴史の中に、原始人は葉っぱを服にしていたと思っていた40年ぐらいの世代が存在し、数十年後には消えていくのである。

その頃には葉っぱを着ていたと思う小学生や、そういう描写もなくなっているだろうし、葉っぱがどうこうなどという文章も教科書から消えているかもしれない。

僕なんかは葉っぱ世代ではかなり下の方だから、もし葉っぱ世代の殆どが死に絶えたときにも生きていれば、葉っぱの話を3歳児とかに広めようと思う。葉っぱ世代の復活だ。歴史は繰り返される。

家にある電子レンジは、物を置くところが回るようになっているが、コンビニにあるレンジのは回らない。

でも、コンビニのレンジのほうがパワーはありそうだ。弁当とかすぐ温まるし。何が「でも」なのかわからないけど。

結局、家庭用のレンジは、皿の回転に電力を使っているからパワーが少ないのだと思う。

たしか業務用のが1500Wで、家庭用は500Wか600W。つまり900W?1000Wの電力を回転に費やしている事になるのだ。調理より回転のほうがエネルギー使ってる。

うそだと思うなら、500Wと600Wのレンジの皿の回転速度を比べてみればいい。500Wのレンジのほうが速いから。うそだけど。

汐留の日テレタワーに行ったら、スパイダーマンのショーをしていた。映画のDVDの宣伝のためらしい。

スパイダーマンが客の前でパイプ椅子を積み上げてその上で逆立ちしてた。すごい。

しかしスパイダーマンショーってそういうものなのか。確かにすごいけど、スパイダーマンはそういうのを見せる人じゃないだろう。もっと悪漢と戦うとかあるはずだ。

でも僕の知ってるスパイダーマンと、映画になってるスパイダーマンは違うかもしれない。

悪漢が出てくると、椅子を積み上げて逆立ちをするスパイダーマン。そういう映画。

マスクマジシャンのビデオみたいなもんか。DVDもそういうのばかり出し続けたら面白いけどな。

どんどん過激になっていくスパイダーマン。逆立ちの次は空中ブランコとか大脱出だ。見たい。

で、来日すると「スパイダーマンがきます」とハロプロ系のタレントがCMに出るのだ。

今日行ったスパゲティ屋にはナポリタンがあった。スパゲティばかりの店でナポリタンあるのは珍しい。

ナポリタンが好きなのに多くのスパゲティ屋ではメニューにない事からストレスを感じていた僕はここぞとばかりにナポリタンを注文した。

でもせっかく野菜とか魚介類とか、凝ったスパゲティがあるのにナポリタンだ。

やや後悔しないでもない。しかしナポリタンを頼まなかったら頼まなかったで後悔していたに違いない。

どうやっても後悔するシステム。それがナポリタンという事か。スパゲティ屋のほとんどにないのも今ならわかる気がする。

学校で、何だかエビのにおいがするなと思ってクラスの人に言ってみたのだが、そうか?という答え。

別に鼻詰まってる様子もないし風邪だとも言ってなかったけど、気づいてないだけかな、と思ったら帰り道でもまたエビのにおいがした。

そういえば、実験中に先輩が、ちょっとこれ嗅いでみ、というので嗅いでみたら鼻にすごい刺激が。

塩酸だった。あの何もかもを溶かしてやまない恐怖の液体、塩酸。

もしかして、あれに鼻をやられたんじゃないのか。

これから一生、鼻に障害を抱えて生きるのだ。常にエビのにおいを感じ続ける鼻。

でもまあ火の通ったエビのいいにおいだしいいかと思った。むしろ他の人より得してるぐらいだ。

と思ったけどさっきちょっと寝て起きたら治ってた。がっかりだ。

よく、すごい音をたてて走るバイクがあるが、あれは車に気付いてもらうためらしい。事故防止だ。

人間にもつけてみたらどうか。安全のために。子供や老人が車に気付かずに道路に出て事故に逢うのを防ぐのだ。

ものすごい爆音をあげて歩くおばあさん。耳が遠ければ自分の音が気になる事もあるまい。

爆音では味気ないというのなら、何か音楽にすればよい。そこにいるのが老人である事がよりわかりやすくなる。

聞こえてくるのが演歌か民謡なら老人、あゆならチーマーのワゴン、ヒップホップならラジカセを担いだ外人。完璧だ。

実験中に、塩酸をこぼしてしまった。あの何もかもを溶かしてやまない恐怖の液体、塩酸。

でも机も床も溶けなかった。

塩酸、大したことねえ。というかカニの甲羅を使った実験で、甲羅を塩酸に溶かしたのだが、ほとんど残る。

まじで大したことない。塩酸。

そんな塩酸も鉄やアルミを溶かす。鉄もアルミも大したことないんじゃないのか。

と思ったけど、家にあるアルミのなべをひん曲げようとしたら全然無理だ。ほんとはひん曲げようとかしてないけど。

つまりこの3つはじゃんけんの関係にあるのだと思う。アルミ、塩酸、カニ。

カニは間違いなくチョキだから、アルミがグーで、塩酸がパー。

このじゃんけんが浸透すれば、じゃんけんをして「ち・よ・こ・れ・い・と」などと階段を上がっていた遊びも、「え・ん・さ・ん」とかになる。

で、アルミで勝った子供が「ア・ル・ミ・ニ・ウ・ム」と六歩進んで、アルミニウムという呼び方を知らない子供とケンカになればいいと思う。